積水ハウスがオープン環境のHEMSを実現

13 10/21

 積水ハウスは、日本IBMが提供するクラウド型データ管理基盤を採用した対話型HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)サービス「あなたを楽しませ隊」を開始した。同サービスは、これまでのHEMSの利用しにくかった部分を改善しており、メーカーに依存せずマルチにデータを取得できるようにするため、日本IBMと共同でHEMSデータを取得する基盤を開発した。このほかにも、家の所有者がHEMSを継続して利用できるように、利用局面上でのさまざまな工夫が凝らされている。

 

 一般的なHEMSでは、各社が独自の機器を使って独自のサービスを提供しているため、住宅メーカーもデータ管理の都合上から、採用するHEMSは1メーカーに限定している。
 今回積水ハウスが開発したサービスは、HEMSメーカー各社の機器と管理プラットフォームとを分離させて、日本IBMのデータ取得プラットフォームで各社の仕様の差異を吸収し、データを統合する仕組みとなっている。
これにより、HEMSサービスを提供するメーカーを問わず、家庭内から取得したデータを一元管理できようになり、統合したデータを活用して家の所有者向けにパーソナライズしたきめ細やかなサービスの提供が可能となる。
 さらに今回同社は、数値で表示される使用電力量などの無機質な情報を見やすくするために、エネルギー情報を「わかりやすく・楽しく」見える化した対話型の画面を採用した。
 場面ごとに、複数のキャラクターと疑似的に対話をしながら利用できる仕組みで、居住者の回答に対してさらに聞き返すという対話方法によって、コミュニケーションを促進する工夫をこらしている。
このほかにも光熱費やCO2排出量、エネルギー利用状況を、グラフを含めた複数の画面や表現方法で確認できるようになっている。

   エネルギーのデータ以外にも、庭木の種類や住宅のメンテナンス履歴といったさまざまなデータを統合して、ガーデニングや家のお手入れアドバイスといったサービスを提供する。そのほかにも、外部で取得した気象情報や地域情報を統合して、家族の健康サポート、防犯情報の提供、節電アドバイス、インフルエンザ情報、子育て情報サービスなど、エネルギー情報以外の様々なサービスも提供するとしている。

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