サン・マイクロシステムズが日立のJP1の販売を開始

08 3/3

  サン・マイクロシステムズは、情報システムの運用管理市場でのシェア拡大をねらい、日立製作所の統合型運用管理ツール「JP1」を活用した新たなサービス提供を開始した。従来の独自サービスである「サン・マネージメント・センター」をはじめとした運用管理製品群があるが、これらに国内でトップシェアを持つJP1を加えることで、運用管理ソリューションの強化を図る。同社は環境にやさしいデータセンター構築や総合型マネージド・サービスを展開しているが、ユーザーニーズの変化に対応するためにも国産運用管理ツールの提供に踏み切った。

 同社は、自社の運用管理ツール群を活用した総合的なシステム管理ソリューションを提供している。分散異機種におけるサーバーやデスクトップの集中一元管理や運用の自動化などのサービスを展開している。
  今回は、ユーザーのニーズが多様化していることから、運用管理ソリューションの企画、開発、マーケティングまで含めた総合的なサービスを強化して事業拡大と競争力強化を図る必要性が出てきた。
  そこで国産の総合運用管理ツール市場でトップシェアを持つ日立のJP1を製品群のメニューに加えることで日本でのユーザー支援を強化することにしたもの。特に、UNIXサーバーのOSとして優位を持つSolarisと調和させることで拡張性の高い情報システムの構築、運用を可能にした。
  サン・マイクロが提供するJP1を利用した運用管理ソリューションは、JP1のライセンス販売にはじまり、JP1のコンサルティング、設計・構築サービスをサン・マイクロのプロフェッショナル・サービスとして提供する。
  また、運用管理支援サービスや保守サービスといったマネージドサービスに加え、JP1とサン・マイクロ製品との融合サービスも提供することになる。当然、コンテナを利用したデータセンター内にある「サン・モジュラー・データセンターS20」との組合せも実施していく。これに伴い、サン・マイクロ内にJP1認定技術者の育成を行い、当面は5名を確保してサービスに当たる。
  同社は、国産運用管理ツールを正式に扱うのはこれが初めてで、日立にとっても新たなユーザー獲得のパートナーとして期待をかけている。

 サン・マイクロシステムズ http://jp.sun.com/